デ・ブライネ、ブルーノ・フェルナンデスを超える ニューカッスル右SBが最多チャンス演出

トリッピアーのキック精度は大きな武器 photo/Getty Images

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トリッピアーがチームを引っ張る

今シーズンのプレミアリーグを語る上で欠かせないチームの1つがニューカッスルだ。33試合を終え、ここまで18勝4敗11分で3位につけておりCL圏内に位置している。アストン・ヴィラには負けてしまったものの、直近3試合は3連勝で13ゴールをマークし絶好調だ。

今シーズン高いパフォーマンスを見せ続けるニューカッスルの特長の1つが守備力の高さである。ここまで27失点しかしておらず、これはプレミア最小失点を記録している。逆に懸念されていたのは攻撃力で、年明けは得点力のなさを指摘されていたニューカッスルだが、最近はトッテナムを相手に6得点をマークするなど爆発的な攻撃力をもつようになった。そんなニューカッスルの躍進に大きく貢献しているのがイングランド代表DFキーラン・トリッピアーだ。

英『Football 365』によると、今シーズン最も多くのチャンスを作り出したのがトリッピアーだという。アシスト数は6と多くはないが、しかしプレミアリーグで最多のチャンスを演出しているのがトリッピアーだ。チャンスクリエイトとは、アシストとアシスト以外でシュートに繋がったパスやクロスボールなどの「キーパス」の統計のこと。90分でのチャンスクリエイトはMFケビン・デ・ブライネに軍配が上がっているが、シーズントータルで見るとトリッピアーがトップに立っている。2位にはMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、3位にはMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)が続き、トリッピアーは彼らやアーセナルのFWブカヨ・サカ、MFマルティン・ウーデゴーらさえも抑えている。
今シーズンも残すところ5試合となったニューカッスルの今シーズン最大の目標はCL出場圏内の4位以内のフィニッシュだ。守備に貢献しながらもプレミア最多のチャンスメイクをするトリッピアーの存在はCLを目指すチームの大きな支えとなる。

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