マンUで躍動していた若き日を思い出す? ウェルベックがブライトンで見つけた“32歳”の青春

ブライトンで活躍するウェルベック photo/Getty Images

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若者のようにプレイしていると高評価

マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーを経て、2008年にトップチームデビューを果たしたFWダニー・ウェルベック。その実力はかなり早い段階から評価され、イングランド代表も20歳でデビューしている。

身体能力抜群のダイナミックなパフォーマンスは魅力たっぷりだったが、ウェルベックは何度も怪我に悩まされてきた。移籍したアーセナルでも長期離脱していた時期があり、怪我が大きなブレーキとなってしまった。

EURO2016も怪我で欠場するなど苦しい時期を経験してきたが、32歳でもう一度ブレイクのきっかけを掴もうとしている。
ウェルベックは2020-21シーズンより現在所属するブライトンでプレイしているが、今季は指揮官ロベルト・デ・ゼルビのスタイルの中で個性を発揮している。18歳のFWエヴァン・ファーガソンとのポジション争いはあるものの、コンディションを整えるうえでファーガソンとのローテーションも悪くない(現在ファーガソンは離脱中)。

ここまでリーグ戦で6ゴール3アシストを記録しており、データサイト『WhoScored』も「若者のようにプレイしている」と今季のウェルベックを高く評価する。身体能力の高さは変わらず、若手が多いブライトンにおいてプレミアリーグでの経験が豊富なウェルベックは貴重な人材だ。

ブライトンでは2020-21、2021‐22、そして今季と3シーズン続けてリーグ戦得点数が6ゴールとなっているが、今季は過去2シーズンの数字を超えられるかもしれない。キャリアハイはマンU時代の2013‐14シーズンで9ゴールとなっているが、これを塗り替えることも不可能ではないだろう。

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