昨季“プレミア10ゴール”のMFに声がかからない 点が欲しい場面でもベンチなスミス・ロウはどうなる

昨季印象的な活躍を見せていたスミス・ロウ photo/Getty Images

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イングランドを代表するMFになるポテンシャルはある

プレミアリーグで首位を走っていたアーセナルにとって、4月は試練の1ヶ月となった。

リヴァプール(2-2)、ウェストハム(2-2)、サウサンプトン(3-3)と引き分けが3試合も続いてしまい、勝ち点を取りこぼしたのだ。

特にサウサンプトン戦は先に2点をリードされる苦しい展開となり、指揮官ミケル・アルテタはFWエディ・エンケティア、レアンドロ・トロサール、リース・ネルソンと次々に攻撃的なカードを切っている。
そんな中、この試合でも出番をもらえなかったのがMFエミール・スミス・ロウ(22)だ。

前述したリヴァプール、ウェストハム戦でもスミス・ロウに出番はなく、得点が欲しいゲームで指揮官から声がかからないのはショックだろう。

昨季はリーグ戦で10ゴールを決めるなどブレイクしたが、今季は怪我で出遅れた。3月からは復帰したが、2列目ではブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリ、マルティン・ウーデゴーが存在感を増しており、スミス・ロウの出番は増えていない。今季はリーグ戦10試合に出場して0ゴールだ。

最近ではチェルシーMFメイソン・マウント獲得案が浮上しているが、マウントもスミス・ロウのライバル候補となる。実現すれば、スミス・ロウが出番を得るのはますます難しくなっていくだろう。

昨季のプレミア10ゴールには大きな可能性を感じたが、スミス・ロウはイングランド代表でもプレイする実力者へと育っていくのか。アーセナルでの状況は大きく変わっており、レギュラーを掴むのは簡単ではない。

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