日本人コンビで均衡を打ち破った セルティックがリーグ連覇達成

ハーツ戦で決勝ゴールを決めた古橋 photo/Getty Images

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3冠が目前に迫る

セルティックは7日、スコティッシュ・プレミアシップ第34節でハーツと対戦し、敵地での戦いながら2-0の勝利を収めた。この結果、4試合残して2位レンジャーズとの勝ち点差を「13」まで広げた首位セルティックが連覇を達成している。

優勝がかかったこの一戦でFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、DF小林友希の日本人選手4名がスタメンに名を連ねたセルティック。立ち上がりこそ押し込まれることもあったが、徐々にペースを握る。そして、前半終了間際に前田がペナルティエリア手前で倒されると、VARが介入した結果、決定機を阻止したDFアレックス・コクレーンが退場。数的優位で後半を迎えることとなった。

後半に入ってもなかなかゴールを決めきれない時間帯が続いたが、そんな均衡を打ち破ってみせたのが旗手と古橋の日本人コンビだ。67分、ロングボールから相手の背後を奪った旗手。ペナルティエリア内右から中央へ折り返すと、このクロスを古橋がねじ込み、セルティックがついに先制点を奪った。なお、古橋にとっては、このゴールが今季30ゴール目、クラブ通算50ゴール目のメモリアル弾だ。
その後、古橋に代わって途中投入されたオ・ヒョンギュが、81分に左クロスを合わせて追加点を奪い、勝負あり。セルティックが今季2つ目のタイトルを手にした。

2月にリーグカップを制し、4月末にはレンジャーズを退けてスコティッシュカップの決勝進出を果たしていたセルティック。3冠が目前に迫っているが、この調子で偉業を成し遂げることができるか。

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