ナポリ、ミラン、インテル……セリエAは最も読めないリーグへ? ユーヴェ一強時代の終焉で起きる“TOP7”の戦い

今季はナポリが制した photo/Getty Images

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優勝予想の難しい大混戦リーグへ

2011-12シーズンより始まったユヴェントスの支配に一つの区切りがつき、イタリア・セリエAはかなり競争の激しいリーグとなっている。

今季はナポリが優勝を果たしたが、これで4シーズン続けて異なるチームがリーグを制したことになる。

2019-20シーズンはユヴェントス、2020-21シーズンはインテル、昨季はミラン、そして今季はナポリだ。
今季はチャンピオンズリーグでもベスト4にミラン、インテルの2チームを送り込んでおり、ヨーロッパリーグの方ではベスト4にローマとユヴェントス、カンファレンスリーグではフィオレンティーナがベスト4に残っている。

CLベスト8でミランとの激闘を演じたナポリもグループステージでリヴァプールを粉砕するなど、イタリア勢の実力は確実に上がっていると言えよう。

「過去4年のセリエAは欧州で最も競争力あるリーグだろう」

「セリエAはシーズンごとに競争力を増している。上位7チームはレベルも高く、互いを打ち負かすことができる」

SNS上でも、サッカーファンからこのような意見が出ている。上位7チームとは、今季優勝したナポリを筆頭に2位ユヴェントス、3位ラツィオ、4位インテル、5位ミラン、6位アタランタ、7位ローマのことを指す。

昨季スクデットを獲得したミランも現在は5位となっており、このあたりの入れ替わりは激しい。ユヴェントスの支配が終わったことで絶対王者が不在となり、今後は毎シーズンのようにトップ4の顔ぶれが変わっていく大混戦リーグとなっていく可能性もある。

戦い方もナポリやアタランタなど攻撃的で面白いチームも多く、来季は序盤よりセリエAの戦いを追いかけるのもいいだろう。

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