「スコットランドの年間MVPにキョウゴを選んだ」 セルティックOBもゴール量産の古橋を大絶賛

ハーツ戦で決勝ゴールを決めた古橋 photo/Getty Images

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今季公式戦で30ゴールを記録

アンジェ・ポステコグルー監督のもとで、今季も序盤から圧倒的な強さを披露し、連覇を成し遂げたセルティックだが、今回の連覇を語る上で欠かせないのがFW古橋亨梧の存在だろう。

7日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第34節で、セルティックはハーツを相手に2-0の勝利を収め、4試合を残して優勝を決めた。そして、古橋はこの日も決勝ゴールを記録し、チームの勝利に貢献。今季公式戦でのゴール数を「30」の大台に乗せ、クラブ通算ゴール数も「50」まで伸ばした。リーグ戦の得点ランキングにおいても、24ゴールでトップを独走している。

昨季は、シーズンの半分近くを怪我で棒に振っていた古橋。個人としては少々モヤモヤした気持ちの中での優勝だったかもしれない。しかし、今季は自らの活躍でチームを優勝へと導いた。優勝の喜びは格別だろう。
そんな古橋を、クラブのOBで、英『sky sports』の解説者を務めるアンディ・ウォーカー氏も大絶賛。スコットランドの年間MVPとして古橋の名を挙げるとともに、次のように語っている。

「セルティックで人気の日本人FWには、見るたびに滲み出るシンプルさがある。彼はエキサイティングなチームでプレイできて幸せそうだし、常にそれを示している。また、執拗なプレスとはさみ込みで、チームプレイヤーとしても素晴らしい。全てのプレイが印象的だ」

「彼をよく見ていると、常にボールを探したり、サイドバックの裏を狙って走ったりしている。彼はゴールを決めることがすべてだ。私はセルティックでの初シーズンに32ゴールを記録したけど、今季、キョウゴがそれを打ち破り、より多くの得点を奪うことは間違いないだろう。スコットランドの年間MVPにキョウゴを選んだ」

今夏の去就にも注目が集まる古橋だが、まずは残りの試合で今季のゴール数をどこまで伸ばせるか注目だ。また、古橋はその足で残されたタイトルも獲得し、チームに3冠をもたらすことができるのか。

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