180分間“枠内シュート2本”で戴冠 浦和レッズがACL決勝でも強固な守備を貫き通した

第2戦でも決定機に絡んだ興梠 photo/Getty Images

3度目の優勝を手にした

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ決勝でアル・ヒラルと対戦。敵地での第1戦を1-1で折り返すと、埼玉スタジアム2002で行われた第2戦では1-0と勝利して見事、3度目のアジア制覇を果たした。

2試合での180分間を通して浦和は猛攻を受け続けた。第1戦では13分に先制点を許すと、そこからはボールを支配されてアル・ヒラルが主導権を握る展開に。2点目を与えずに前半を耐え抜いた浦和は後半に相手の隙を突いて同点ゴールを挙げた。

第2戦でも前半は耐え凌ぐ時間が続く。強風が吹き荒れる埼スタで、風下となった浦和はアル・ヒラルにボールを支配されて決定機を作られるものの、最後のところではやらせず。後半開始早々にFKからオウンゴールを誘発して、これが決勝点となった。

AFCの公式によれば、第1戦で浦和の枠内シュートは興梠の同点弾を含むわずか2本。さらに第2戦は枠内シュート0本という結果に。180分間で枠内シュート2本のみにとどまった浦和だが、強度の高さを軸とした強固な守備を展開してアジアのトップをつかみ取ったのだ。

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