悩めるチェルシーにとって大きすぎるT・シウバ “38歳”でも変わらぬ守備職人の姿

チェルシーの守備を束ねるチアゴ・シウバ photo/Getty Images

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来季どうチームを変えていくのか

6日に行われたプレミアリーグ第35節ではボーンマスに勝利したものの、11位に沈むチェルシーは問題山積みだ。

新シーズンへ向けてチームを再構築していく必要があり、選手放出から補強まで忙しい夏となるだろう。

心強いのは、チームのリーダーである38歳のDFチアゴ・シウバが今年2月に契約を1年間延長していることだ。
チアゴ・シウバはチェルシーでチャンピオンズリーグ制覇、クラブワールドカップ制覇など成功を掴んできた一方で、今季は想像を超える苦しいシーズンを経験している。

それでも重要度は変わらない。若い選手たちをまとめていくうえでもチアゴ・シウバの存在は大きい。

現在チームを指揮するフランク・ランパードも38歳の年齢でトップコンディションを保つチアゴ・シウバを絶賛する。

「彼は38歳だが、私はその時点でMLSに所属していたからね。彼は素晴らしい頭脳を持っていて、勝者のメンタリティも備える。彼はチームの若手CBにとって素晴らしい手本となっている。あらゆる面でチアゴを称賛するしかない」(クラブ公式より)。

1-3で敗れた2日のアーセナル戦でも最後まで体を張った守備を見せるなど、チアゴ・シウバのプロ意識は特別だ。チームには経験豊富なベテランも必要で、チアゴ・シウバほど頼れるベテランDFもいないだろう。

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