「自分達の役割を全うする」 アーセナルの心臓ジョルジーニョはシティに興味なし

中盤からゲームを作るジョルジーニョ photo/Getty Images

終盤で再び強さを見せるアーセナル

マンチェスター・シティとの天王山に敗れたものの、その後のチェルシーとニューカッスルという難敵相手にしっかりと勝ち点3を積み重ねているアーセナル。首位マンチェスター・シティとの勝ち点差も1となっており、シティの方が1試合未消化とはいえ、優勝争いは最後まで混戦を極めている。


冬の移籍で加入したばかりにも関わらず、早くもアーセナルのサッカーに順応し、チームの舵をとっているジョルジーニョ。直近の2-0で勝利したニューカッスル戦でも前がかりにプレッシャーにくる相手のペースに乗らず、中盤の底から難しいゲームをコントロールし続けた。そんなジョルジーニョはシティとの1ポイント差にプレッシャーを感じているかどうか聞かれた際、こう答えている。


「正直に言うと、私は彼らの試合を観ていない。なぜなら勝たなければ意味がないからね。我々が勝っている限り、我々は自分の役割を全うしているんだ。我々は何ができるかを知っていて、それに集中する必要がある。そして、やるべきことがあり、考えなければならないことがあるんだ。それだけだよ」(英『Evening Standard』より)


優勝できるかどうかはシティの結果に左右される部分が大きい。しかし残すところ3試合のアーセナルにとって、優勝するには、まずその3試合を落とさないことが絶対条件だ。シーズン終盤に向けてシティとの比較が多く取り上げられているが、31歳のベテランMFはシーズン終盤にやるべきことを理解しているようだ。今シーズンの行方は最後までわからない。

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