32個目のタイトルへ 718試合を経験したレジェンド、セルヒオ・ブスケッツの花道を飾れるか

退団を発表したセルヒオ・ブスケッツ photo/Getty Images

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今シーズン限りで退団

2008年からバルセロナのトップチームで出場し始め、今日まで718もの試合に出場してきたMFセルヒオ・ブスケッツ。そんなクラブのレジェンドが公式のSNSにて、今シーズン限りでのバルセロナ退団を発表した。


SNSでブスケッツの決断が動画でアップされており、その中で「こんにちは、クレのみんな。今季がバルサでの最後のシーズンになることを発表する時が来てしまった。私は幼い頃からテレビで試合を見て、このシャツを着てこのスタジアムでプレイすることをいつも夢見ていた。現実はそのすべてを超えた」とコメントがはじまり、ブスケツが15シーズン過ごしてきたバルセロナでの歴史と感謝の気持ちを述べている。

スペイン『SPORT』によるとブスケッツはバルセロナで3番目に多く出場した選手になるという。(1位はメッシの778試合、2位はシャビ・エルナンデスの767試合)またブスケッツは合計31ものタイトルを獲得し、今シーズンリーグ優勝を果たせば32個目のタイトルを獲得することとなる。中盤の底で長い手足をうまく使ったボールコントロールと流れを読む力に類い稀なる才能を発揮し、長い間世界最高のボランチとして君臨していた。ブスケッツはクラシコでも史上最多の出場回数を誇り、48試合中23勝と最多勝利を飾った選手でもあった。今シーズンバルセロナに残されたタイトルはリーグ制覇だ。残り5試合を残し、2位のアトレティコ・マドリードに13ポイント差をつけ、首位に立っている。


シャビはブスケッツの残留を望んでいたようだが、スペイン人MFはバルセロナを離れ新たなスタートを切ることを選んだ。圧倒的な才能とタイトル獲得に貢献してきたブスケッツを、リーグ優勝という最高の花道で送りたい。

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