「彼は必要とした瞬間に助けてくれた」シティを救うのはやはりクラブの顔であるケビン・デ・ブライネだった

同点ゴールを決めた後のケビン・デ・ブライネphoto/Getty Images

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美しすぎるデ・ブライネの同点弾

チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、レアル・マドリード対マンチェスター・シティの試合が行われ、1−1のドローで終わった。これにより両者の決着は2ndレグの結果に委ねられる事になった。前半のヴィニシウスのゴール、後半のケビン・デ・ブライネのゴールはそれぞれのクラブを代表するエースの活躍となり、2ndレグの対決に向けて更なる盛り上がりを煽る試合であった。

36分、エドゥアルド・カマヴィンガが左サイドの敵陣でボールを運び、右横に走ってきていたヴィニシウスにパス。ヴィニシウスはやや右上に切り込む形で、ペナルティエリア前の正面あたりまでドリブルすると、そのままやや左に巻くような素晴らしいゴールを決めた。前半を1−0で折り返し、後半なかなかゴールが生まれないシティだったが、67分にチームの顔とも言える選手が同点弾を決めた。ペナルティエリア内でジャック・グリーリッシュからパスをもらったイルカイ・ギュンドアンが少しキープしたあと、エリア前でフリーになっていたデ・ブライネにパス。ボールがエリア内の選手を避けるような美しいコースを描いたデ・ブライネのシュートがゴールネットを突き刺した。

デ・ブライネのゴールで1stレグをドローで終えたシティだが、チームメイトも彼の活躍を絶賛している。『Sky Sport』によると、ロドリはデ・ブライネのゴールを以下のように語ったという。

「彼は私たちが最も必要とした瞬間に助けてくれた」

2015年にシティに移籍して以来、長年クラブの顔として活躍してきたデ・ブライネ。若手選手が多く活躍する現代サッカーだが、31歳の彼には衰えという文字は一切見当たらず、むしろ年々彼の技術はレベルアップしている。彼はチームのエースとして重要な場面で活躍し、チームをいい方向へ導いていると言えるだろう。

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