リュディガーはハーランドと対峙できる数少ないDFの1人! ハーランドのボールタッチ数をチーム最低の22回に抑える

リュディガーとハーランドのマッチアップphoto/Getty Images

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怪物ハーランドにも負けない守備

チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、レアル・マドリード対マンチェスター・シティの試合が行われ、ヴィニシウスと、ケヴィンデ・ブライネのそれぞれのミドルシュートで、1−1のドローで試合を終えた。決勝進出をかけた戦いの行方は2ndレグの結果に委ねられることとなった。

この試合では、シティの9番、アーリング・ハーランドの活躍が期待されていた。しかし結果は『SBNATION』によると、シュートを3本打つも、枠内シュート2本のゴール期待値は0.22。さらにこの数値は15分から16分の間わずか1分間の結果であり、それ以外は枠内シュートは無かった。ボールタッチ数22回の少なさもあり、『Sky Sport』の評価はチーム最低の5.0となった。ハーランドをこの結果に抑えたのがレアルのDF、アントニオ・リュディガーだ。

ドイツ代表のリュディガーは、生まれ持った身体能力を生かした粘り強いディフェンスが特徴的だ。スプリント能力とフィジカル、高さを兼ね備えているため、対人処理能力で彼の右に出るDFは少ないと言っていいだろう。彼がチェルシーに在籍していた2020−21シーズンのチャンピオンズリーグでは、彼の凄まじい守備の活躍もあり、シティを無失点に抑えて優勝に貢献している。

リュディガーは持ち前の気持ちの強さと守備技術でレアルでも重要な役割を担っており、今回のシティ戦で、1番の脅威と思われていたハーランドを抑える事に成功した。チームの攻撃陣が貴重なゴールを決めた試合で、エースの点取り屋を抑えるDFの鏡とも言える活躍だ。2ndレグでもハーランドとリュディガーの熱いマッチアップは大注目の的だろう。

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