国内無敵のセルティックは今度こそCLで通用するのか “4ゴール”に終わった古橋ら攻撃陣への期待

古橋は国内リーグで得点を量産した photo/Getty Images

チャンスメイクには一定の評価も

FW古橋亨梧、前田大然、MF旗手怜央ら日本人選手を中心に、圧倒的な強さで国内リーグを制したセルティック。充実のシーズンと言えるが、彼らには次のステップが求められている。

それは欧州カップ戦での結果だ。今季もチャンピオンズリーグ・グループステージに出場したが、レアル・マドリード、ライプツィヒ、シャフタール・ドネツク相手に2分4敗と1勝も挙げられず敗退。国内では最強でも、欧州では思うように白星を挙げられない現実がある。指揮官アンジェ・ポステコグルーとクラブが目指す次のステップはCLでの1勝だろう。

ただ、今季の戦いにもポジティブなところはあった。英『sky Sport』は、攻撃面でチャンスは作れていたとセルティックをフォローする。

今季のCLにおいてセルティックは83本のシュートを放っており、これは出場チーム全体19位の多さだ。これはユヴェントス(78本)、決勝トーナメントに進んだフランクフルト(76本)より多い。セルティックと同じグループで3位だったシャフタール・ドネツクに至っては45本のみである。

セルティックはグループステージで4ゴールしか奪えなかったのだが、何も通用せず負けたわけではない。0‐2で敗れたホームでのライプツィヒ戦は相手を上回る16本のシュートを放ち、最終節のアウェイでのレアル・マドリード戦も14本のシュートを放った(枠内8本)。

同メディアはこれだけのチャンスを作れれば、次は得点数も増えてくるのではと期待をかけている。特に得点源の古橋はチーム最大のキーマンであり、来季もチームに留まる場合はCLでゴールを決めたいところ。それは日本代表入りへ大きなアピールとなるはずだ。

今季国内で見せた強さは本物なのか。それを証明する場はCLしかない。

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