足にスパイクで蹴られた様な傷が残るもファールなし…… ラビオへのプレイにPKはなかったか

足を蹴られ倒れ込むラビオphoto/Getty Images

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VARもなし

11日、ヨーロッパリーグ準決勝1stレグ、ユベントス対セビージャの試合が行われ、1−1で試合が終わった。試合は前半26分に、セビージャがユセフ・エン・ネシリのゴールで先制するも、ユベントスのフェデリコ・ガッティがアディショナルタイム7分に劇的同点弾を決め、第1戦はドローとなった。試合終了間際のゴールで、ドローで試合を終えたユベントス。しかし、『Corriere dello Sport』によると、試合終了後、審判の判定に不満の声が上がっているという。

1点ビハインドの状況で、右サイドから、ペナルティエリア内のアドリアン・ラビオにクロスが入ったチャンス場面。うまく合わせたように見えた彼のシュートは、セビージャのDFロイク・バデに阻まれることとなった。しかしラビオが、このバデのディフェンスがノーファールという審判の判定に不満を抱いているのだ。右サイドからのクロスに合わせようと、シュート体制に入り、ボールを蹴っているラビオに対して、それを阻もうとしたバデは、ラビオの脚をスパイクの裏で蹴っている様に見える映像がスローでも流れていた。しかし判定はノーファール。VARの介入もされなかったため、PKを得ることはできなかったのだ。

ラビオの脛に、そのプレイでできたと思われる傷がある写真も出回っており、この判定に不満を抱くファンの声も多く上がっている。ラビオ自身も、インタビューで、この判定について答えているという。

「あれは、明らかに良くないファールだった。ペナルティキックをもらえるはずなのに、VARも介入されなかった。バデはボールに触れていなかったよ。審判はなぜ何も反応しなかたのだろう。僕にとっては明らかにファールだったよ」

この試合、セビージャはイエローカードを4枚提示され、ファール数も17回と、かなり激しいデフェンスをしていた。2ndレグも激しい戦いが予想されるが、ラフプレイの様な危険なプレイで選手が怪我する様なシーンは見たくないものだ。

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