“1億2600万ユーロ”の移籍金は高額すぎた チェルシーでも悩めるJ・フェリックスはワールドクラスの才能なのか

今冬にチェルシーへ加わったフェリックス photo/Getty Images

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この4年は苦しい時間に

1億2600万ユーロ。この移籍金額はインパクト抜群で、これがFWジョアン・フェリックスにとって大きな重圧となってきた。

この移籍金額は、2019年夏にアトレティコ・マドリードが当時ベンフィカに所属していたフェリックス獲得へ投じた金額だ。

まだ5大リーグでのプレイ経験がなかったフェリックスにアトレティコは賭けることになり、1億ユーロを超える移籍金額は当時の市場でも大きな話題を集めた。
しかし、なかなか結果がついてこない。アトレティコでは指揮官ディエゴ・シメオネのスタイルに合わないところがあり、移籍金額に見合う活躍は見せられなかった。

今年1月にはついにアトレティコを離れ、チェルシーへレンタル移籍。心機一転イングランドでの活躍が期待されたが、チェルシーの調子そのものが悪いこともあり、フェリックスの数字も上がってこない。ここまでリーグ戦13試合で3ゴールだ。時折見せるテクニックには天性のものを感じさせるが、やはりアタッカーとしてはもう少し数字を上げたいところだろう。

チェルシー側はフェリックスを完全移籍で獲得するプランを考えているようだが、フェリックスはワールドクラスのタレントへと化けるのだろうか。10代の頃より有名な存在ではあったが、もう23歳。そろそろ本格的に5大リーグでの結果を求めたいところで、この4年間の成績は納得できるものではないだろう。

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