バログンの存在が“超高額”ライス獲得のカギとなる? アーセナルがライス獲得交渉開始か

アーセナルはライス獲得なるか photo/Getty Images

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1億ポンド超えの支出をどう抑えるか

来季のチャンピオンズリーグ出場が決まり、スカッドの増強をもくろむアーセナル。中盤は補強ポイントであり、ウェストハムのデクラン・ライス、ブライトンのモイセス・カイセドなど、候補とされるMFがリストアップされていると言われている。

オランダメディア『Football Transfers』は、いよいよアーセナルがライス獲得に動き出したと伝えている。だがライス獲得にあたり、ネックとなるのが高額な移籍金だ。ウェストハムのスターでありイングランド代表、さらにはホームグロウンの選手であり、ライスのこれらのステータスが値札の金額を吊り上げている。ウェストハムは英国史上最高額の移籍金を要求すると言われており、その額はなんと1億3000万ポンドにも及ぶという。

この破格な移籍金を抑えるために、同メディアは現在リーグ・アンのスタッド・ランスへローン移籍しているFWフォラリン・バログンの存在がカギになるのではないかと伝えている。ウェストハムはストライカーの獲得を狙っており、モイーズは以前からバログンに興味を示していたという。
バログンは今季リーグ・アンで19得点を挙げ、キリアン・ムバッペやアレクサンドル・ラカゼットらと得点王を争っている。しかしアーセナルにはガブリエウ・ジェズスやエディ・エンケティアがおり、さらにはレアンドロ・トロサールも最前線のポジションを務めることができる。そのため来季アーセナルに戻ったとしても、スタメンを掴む可能性は低いと言わざるを得ない。そんなバログンを交渉に含めることで、アーセナルはライス獲得のコストを少しでも低く抑えることができるかもしれない。

アーセナルは来季4つのコンペティションを戦うため、層の厚いスカッドが必要であり、中盤だけにコストを割くわけにもいかない。果たしてアーセナルは来季ライスを迎え入れ、適切な選手層を築くことができるだろうか。

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