ビエルサ就任ならハイテンションなスタイルに合う? バルベルデ、ヌニェス、アラウホら新生・ウルグアイが面白い 

興味深いタレントを抱えるウルグアイ photo/Getty Images

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すでに楽しみな若手は出てきている

昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループステージ敗退に終わったが、ウルグアイ代表は今も豊富なタレントを抱えるクセ者集団だ。

現在はリーズ・ユナイテッドを離れているマルセロ・ビエルサの指揮官就任が決定的と見られており、ビエルサ体制で2026年のワールドカップを目指すことになりそうだ。

ビエルサは1998年からアルゼンチン代表を6年間、2007年より4年間チリ代表を指揮するなど、南米での経験も豊富なアルゼンチン人指揮官だ。代表チームでの指揮経験を持っているのは大きな強みで、特にビエルサの指揮したアルゼンチン代表は2002年のワールドカップ・日韓大会でも優勝候補の一角と話題だった。
今後のウルグアイでテーマとなるのは、若手育成だろう。ルイス・スアレス、エディンソン・カバーニらベテランを軸としていたチームからの世代交代が本格化するはずで、すでに楽しみなタレントが出てきている。

主力クラスではバルセロナDFロナルド・アラウホ、レアル・マドリードMFフェデリコ・バルベルデ、トッテナムMFロドリゴ・ベンタンクール、リヴァプールFWダルウィン・ヌニェスらセンターラインに実力者が揃う。

そこにマンチェスター・ユナイテッドFWファクンド・ペリストリ(21)、スポルティングCP所属MFマヌエル・ウガルテ(22)、国内リーグで12戦8ゴールと結果を残すペニャロールFWマティアス・アレソ(20)、レアル・マドリードのトップチームでもアピールしている大型FWアルバロ・ロドリゲス(18)ら若手が出てきている。

特にウガルテ、バルベルデ、ベンタンクールら職人肌な選手が揃うMFは1つのストロングポイントになりそうで、ビエルサの求めるハイテンションなフットボールに合うのではないか。

2010年の南アフリカ大会ではベスト4にも入ったウルグアイだが、次の3年でどこまで実力を伸ばしてくるのか。再びベスト4を狙うくらいのポテンシャルはあるはずで、成長が楽しみなチームの1つだ。

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