後半に選手交代から立ち返った浦和レッズの原点 スコルジャ監督のトライは続くもアジアを制した土台は強みに

スコルジャ監督のトライは続く photo/Getty Images

大久保、伊藤の投入で流れを変える

浦和レッズはJ1第13節でガンバ大阪と対戦。前半に1点をリードされるものの前半のうちに追いついて3-1と勝利している。前半は攻撃の形が作れず停滞していた浦和だが、後半の交代策を機に一気に勢いを増した。

今節は興梠慎三とブライアン・リンセンを2トップとする[4-4-2]の形で試合に挑む。しかし2トップの距離が遠く、攻撃を展開することができない。すると先制点まで食らってしまう苦しい展開が続いた。

PKでなんとか同点に追いつき1-1で折り返した。するとマチェイ・スコルジャ監督は大久保智明と伊藤敦樹を投入して“いつも通り”の形に変更。大久保のドリブルと伊藤の強度が加わったチームは後半に2ゴールを追加して勝利を手にした。

今季はAFCチャンピオンズリーグ制覇のため、ある程度選手を固定して戦術浸透を高めたスコルジャ監督。ACLを終え、これからはさまざまなことにトライしていくことだろう。その中で、今季10試合以上の公式戦で作り上げたベースが勝点を取るためには重要になってくる。

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