W杯以降唯一無失点がないクラブ 守備に問題を抱えるレスターは1部残留できるのか

リヴァプール戦で完敗を喫したレスター photo/Getty Images

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プレミアリーグ史上ワースト記録も

レスター・シティは15日、プレミアリーグ第36節でリヴァプールと対戦した。

ホームでの戦いながら33分、36分と、カーティス・ジョーンズに立て続けにゴールを奪われ、苦しい状況に追い込まれたレスター。71分には、変化をつけたFKからトレント・アレクサンダー・アーノルドに豪快なミドルシュートを叩き込まれ、0-3で敗れた。この結果、レスターは2連敗を喫し、リーグ戦の直近4試合で白星がない。一時は降格圏を脱出していたが、順位も19位まで下がっている。

不調の要因はいくつかあるだろうが、とにかく今季のレスターは守備が安定しない。それはデータにも表れている。データサイト『opta』によると、ホームで行われた直近のリーグ戦12試合で、レスターはいずれも先制点を奪われている。ホーム戦において12試合も連続で先制点を奪われるのは、プレミアリーグ史上ワースト記録とのことだ。さらに、昨年末に開催されたカタールW杯以降、レスターは欧州5大リーグで唯一無失点で終えた試合がないクラブだという。
レスターに残された試合はあと2つ。第37節ニューカッスル戦(アウェイ)と第38節ウェストハム戦(ホーム)だ。降格圏外の17位エヴァートンとは2ポイント差と、まだまだ残留の望みは残されているが、来季も1部リーグでプレイすることができるのか。

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