アンチェロッティも頼るレアルのMFカマヴィンガ 与えられた場所で花開ける彼の強みとは?

レアル・マドリードのカマヴィンガphoto/Getty Images

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努力型の20歳

レアル・マドリードのカマヴィンガは2021年にフランスのレンヌからレアルに移籍。加入1年目からチームの重要なMFとして活躍している。今季序盤はセントラルMFとして試合に出場していた。しかしチームの左サイドバックの不足により、最近では左SBを務める事が多くなった。カマヴィンガはその与えられたポジジョンで花開いていると言っていいだろう。

しかし、先日のラ・リーガ第34節、ヘタフェ戦で足を痛めた事が報道され、CL出場が危ぶまれていた。しかし『METRO』によると、アンチェロッティは彼の準決勝2ndレグの出場は問題ないとコメントしているという。アンチェロッティも彼の怪我には冷や汗をかいただろう。彼は2021年にレアルの一員になって以来、着々と試合出場時間を伸ばし、レアルの中心選手になりつつあるのだ。

昨季はラ・リーガで26試合で13試合に先発出場し、2ゴール1アシスト。チャンピオンズリーグでは10試合1アシストを記録。そして今季はゴールこそ無いものの、33試合で18試合に先発出場し、1アシスト。チャンピオンズリーグは今季も10試合1アシストを記録。

スター選手が揃うレアルで、安定的に試合出場ができる選手に成長したカマヴィンガは、努力型だろう。幼少期は過酷な日々を過ごしたことも明かされている彼は、サッカーで成功するため、常人には計り知れないほど努力したはずだ。実際、彼のインスタグラムにはフィジカルトレーニングの様子が多く上がっている。細いイメージがあるカマヴィンガだが、レアル移籍当初に比べると、かなり身体に磨きがかかったように感じる。

一流選手の道を歩みながらも、もっと上の自分を求めてトレーニングする姿。彼の堅実で真面目な姿勢がプレイにも表れている。それがアンチェロッティの認める彼の才能であり、強さなのだろう。

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