リヴァプールの苦しい時代を救ったフィルミーノが退団…… CL制覇、リーグ優勝など多くのタイトルをもたらした功績

リヴァプール退団が決まったロベルト・フィルミーノphoto/Getty Images

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7つのタイトル獲得に貢献

プレミアリーグ暫定5位と、シーズン前半の不調を取り戻しつつあるリヴァプール。今季CL出場権内のトップ4でフィニッシュするために残り3試合が重要となってくる。そんな中、リヴァプールはクラブからの退団が決まった選手を正式に発表。その発表を受け、ロベルト・フィルミーノの退団が多くのファンに惜しまれている。

フィルミーノは2015年にリヴァプールに移籍して以来、8年間チームのためにプレイをした。彼の活躍により、2018-19シーズンにチャンピオンズリーグを制覇し、2019年にはUEFAスーパーカップと、FIFAクラブワールドカップのタイトルを獲得。2019-20シーズンではプレミアリーグ優勝に大きく貢献し、2021-22シーズンではEFLカップ、FAカップのタイトル獲得。2022年にはFAコミュニティシールドを獲得した。

リヴァプールは2013-14シーズンを2位で終えるも、そのシーズンで活躍したルイス・スアレスがバルセロナに移籍したこともあり勢いが落ちた、その翌シーズンは得点不足に陥り、6位で終えた。そんな状況のリヴァプールに、当時ホッフェンハイムから加入したのがフィルミーノだった。

移籍初年は再び苦しい戦いとなっていたが、それでも粘り強くクロップの元で戦い続けたフィルミーノ。2017-18シーズンでその努力は身を結んだ。モハメド・サラーの獲得により、サディオ・マネとフィルミーノで最強の3トップを作り上げ、プレミアリーグ4位、チャンピオンズリーグ準優勝まで上り詰めた。その翌シーズンに悲願のCL制覇に導き、フィルミーノはリヴァプールを泥沼から引き上げることに成功した。

その後も数々のタイトル獲得に貢献したフィルミーノ。今のリヴァプールを作り上げた大きな存在のひとつであり、クラブにとって大切な選手であることは間違いない。フィルミーノは退団するが、彼の活躍はリヴァプールの歴史の1ページとして、多くのファンの心に刻まれるだろう

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