バログン参戦で2026W杯のアメリカ代表はどうなる レイナ、プリシッチら優勝狙う逸材たち

今季スタッド・ランスでブレイクするバログン photo/Getty Images

欧州5大リーグで活躍するタレントがズラリと揃う

16日、アメリカサッカー連盟はスタッド・ランス所属FWフォラリン・バログン(21)がイングランド代表からアメリカ代表へ変更することになったことを発表した。

以前よりニューヨーク生まれのバログンがイングランド代表とアメリカ代表のどちらを選択するか注目を集めてきたが、今季スタッド・ランスでリーグ戦19ゴールを決めている注目の若手ストライカーはアメリカ代表の一員としてワールドカップ出場を目指すことになる。

この話題にすぐさま反応したのは英『GIVE ME SPORT』だ。

2026年のワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3国共催となっており、この3カ国は3年後へ向けて代表チームを積極的に強化している。バログンの代表入りもアメリカにとっては大きなプラスとなるだろう。

さっそく同メディアは2026年のワールドカップを目指すアメリカ代表の予想イレブンを紹介しているが、最前線にはさっそくバログンを入れている。

GK:ガブリエウ・スロニナ(チェルシー/3年後は22歳)

サイドバック:セルジーニョ・デスト(ミラン/25歳)、アンソニー・ロビンソン(フラム/28歳)

センターバック:クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/26歳)、ウォーカー・ジマーマン(ナッシュビル/33歳)

MF:タイラー・アダムス(リーズ・ユナイテッド/23歳)、ユヌス・ムサ(バレンシア/23歳)、ウェストン・マッケニー(ユヴェントス/27歳)

FW:ジョバンニ・レイナ(ドルトムント/23歳)、クリスティアン・プリシッチ(チェルシー/27歳)、フォラリン・バログン(スタッド・ランス/24)

この年齢はすべて3年後の数字となっているが、やはり若手が目立つ。チームの中心はプリシッチで、レイナ、ムサなどチャンスメイカーが揃う。他にもリーズ・ユナイテッドMFブレンデン・アーロンソン(現22歳)、リールFWティモシー・ウェア(23)、バイエルンからレンジャーズにレンタル移籍しているMFマリク・ティルマン(20)らも前線の候補者だ。

そしてそれを沈めるセンターフォワードの1番手候補がバログンとなる。国内で奮闘するFCシンシナティのブランドン・バスケス、FCダラスのヘスス・フェレイラといった選手も魅力的だが、やはり欧州組が一歩上をいくだろう。

フローニンヘンFWリカルド・ペピ、アンタルヤスポルFWハジ・ライト、ウニオン・ベルリンFWジョルダン・シエバチュらもバログンのライバル候補となるが、リーグ・アンで19ゴールを決めるバログンの得点力はインパクトが強い。

フィニッシャーの部分に課題もあったアメリカだが、バログン参戦で確実に得点力は上がる。2026年の本番までにどんなチームを作ってくるか楽しみだ。

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