“シャビになれる逸材”だった男がユナイテッド退団へ 天才肌の若き司令塔は今季4部で主力も復帰せず

ユナイテッドを退団するガルブレイス photo/Getty Images

北アイルランド代表にも選ばれたが

今季もさまざまな若手選手が台頭したプレミアリーグ。マンチェスター・ユナイテッドでは、18歳のアレハンドロ・ガルナチョが先発に名を連ねてゴールを記録した。

そんな中で将来を嘱望されていた若き逸材が、存在感を示せずにチームを退団するようだ。ユナイテッドのアカデミー出身で、今季は4部のサルフォードへとレンタル中のMFイーサン・ガルブレイスである。

精度の高いパスと確かなセンスを光らせた北アイルランドの新星は、2017年にチームへ加入。2019-20シーズンはUEFAヨーロッパリーグのアスタナ戦でトップチームデビューを飾ると、2020年にはU-19北アイルランド代表にも選出。当時のイアン・バラクロー監督は「彼は我々にとってのシャビなんだ」とその才能を称賛した。

しかし翌年は出場機会を得ることができず、昨季はドンカスターに期限付き移籍して3部リーグで33試合に出場。今季もサルフォードで32試合4ゴールを記録したものの、ユナイテッドへ復帰はせず退団が決定。それでも現在22歳と若く、ここからの成り上がりも十分にあるだろう。これからのキャリアにも期待したい。

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