ACLで驚異的な強さを発揮も国内で苦戦するアル・ヒラル 今季4試合を残してリーグ4連覇が完全消滅

ACL決勝で浦和に敗れたアル・ヒラル photo/Getty Images

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アル・イテハドとドロー

AFCチャンピオンズリーグ決勝で浦和レッズとの激闘を演じたアル・ヒラル。1点が遠く敗戦してアジア連覇は逃したものの、驚異的な強さで浦和を苦しめた。

そんなアル・ヒラルだが、リーグ戦では苦戦が続いている。昨季はアル・イテハドとの優勝争いを制してリーグ優勝を手にしたアル・ヒラル。過去6年間で5度の優勝を経験しており、国内でも強さを発揮していた。

4連覇を目指した今季だが、ここまで26試合で14勝8分4敗の4位と低迷。昨季優勝を争ったアル・イテハド、クリスティアーノ・ロナウドが加入したアル・ナスルらの後塵を拝している。

サウジ・プロフェッショナルリーグ第26節では首位のアル・イテハドと対戦して2点ビハインドを追いつき2-2のドローで終えるものの、勝点13差を縮めることができず。リーグ戦は残り4試合となったため、アル・ヒラルの優勝の可能性はなくなった。

このため、浦和レッズがアジア王者として出場するFIFAクラブワールドカップ2023にアル・ヒラルが出場する可能性が消滅。リーグ優勝すれば開催国枠として出場が可能であったが、今大会での浦和との再戦はなくなった。

なお、次の大会として予定されているFIFAクラブワールドカップ2025には、出場クラブ数拡大のために2022年ACL王者として出場が決定している。

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