鎌田大地は最後にDFBポカールをチームにもたらせるか 「彼にとって完璧な結論だ」

今夏フランクフルトを離れる鎌田 photo/Getty Images

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ライプツィヒの待つ決勝へ

ここ最近はフランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地の去就を巡る話題が続いており、ミランやナポリ、ドルトムント、ベンフィカなど5大リーグを中心に多くのクラブが日本の司令塔に関心を寄せている。

高い評価を得ている何よりの証拠だが、フランクフルトの方では少しばかり苦しい後半戦を過ごしてきた。ワールドカップ・カタール大会の疲労も影響したのか、年明けからは得点に絡むペースが大幅に落ちてしまったのだ。

リーグ戦では10月29日のドルトムント戦のゴールを最後にブレーキがかかってしまい、今年初ゴールは5月13日のマインツ戦まで待つことになった。前半戦だけで7ゴールを決めていただけに、後半戦で1点しか奪えていない現状には批判もある。
ただ、徐々に調子は上がっている。前述のマインツ戦もそうだが、今月3日に行われたDFBポカールの準決勝・シュツットガルト戦では貴重な得点を記録。チームの3-2勝利に貢献し、ライプツィヒの待つファイナルへと駒を進めている。

クラブOBウーベ・バイン氏も鎌田のプロフェッショナルな姿勢を称えており、今季の締めくくりにDFBポカールのタイトルを獲得してほしいと期待をかける。

「大地にはもう戦う気がないという声もあった。ナンセンスだよ。彼は責任感ある選手で、常にボールを欲してゴールを目指している。彼が残ってくれることを期待していたから、退団するならば悲しいね。特にフランクフルトにはゲッツェという完璧なパートナーがいるからね。鎌田がアイントラハトでタイトルを獲得することを願っているよ。彼にとって完璧な結論だ」(独『Kicker』より)。

今夏にフランクフルトを離れる前に、DFBポカールのタイトルを獲得できれば理想的だ。フランクフルトではヨーロッパリーグのタイトルも獲った鎌田だが、DFBポカール決勝でもうひと暴れできるか。

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