27年ぶりにプレミアリーグ 下位でシーズンフィニッシュのチェルシー  指揮官は選手に野心を求める

選手達に野心を求めるランパード監督 photo/Getty Images

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苦しいシーズンを送っているチェルシー

今シーズン一貫して低調なパフォーマンスを見せているチームの1つがチェルシーだ。夏と冬での大型補強で、2016-17シーズン以来の優勝を狙いたいところであったが、無冠でシーズンを終えることとなってしまった。

度重なる指揮官の交代もあり、暫定監督としてチームを率いているフランク・ランパードに交代以降も、チーム状況はいい方向に向かわないままであった。リーグ王者のマンチェスター・シティとのプレミアリーグ第37節ではチャンスをいくつか作るものの、メンバーを落としたシティ相手に勝つことができなかった。ランパード監督は英『Daily Mail』にて王者シティとチェルシーの選手たちを重ね合わせてコメントしている。

「マンチェスター・シティは、半分の強度で(プレミアリーグのタイトルを)3連覇したわけではない。彼らは努力して、努力して努力しなければならなかったんだ。選手たちはそのことを理解しなければならない」
チームにもっと野心を持つことを促しているランパード監督。チェルシーはこれで今シーズンは11位以下の順位でのフィニッシュが決まった。20チームが在籍するプレミアリーグでチェルシーが半分より下の順位で終わるのは27年ぶりという不名誉な記録となってしまった。

新指揮官の報道を含め、様々な選手の移籍報道がチェルシーからはすでに出ており、多くの注目を集めている。チェルシーが再びタイトルレースに参戦するためには今夏の動きは間違いなく重要になる。

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