今季の古橋でも届きそうにない《51戦40ゴール》の脅威 セルティックで暴れた点取り屋の記憶

セルティックで輝いたグリフィス photo/Getty Images

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40ゴールの大台は古橋でも難しい

今季リーグ戦ではプレイオフ合わせて25ゴール、カップ戦も含めると47戦31ゴールと見事な数字を残しているセルティックFW古橋亨梧。

チームもリーグタイトル、スコティッシュ・リーグ杯を制しており、文句のつけようもないシーズンだ。

ただ、今季の古橋をも上回るペースで得点を量産した者もいる。英『The Scotsman』が改めて振り返ったのは、2015-16シーズンにセルティックでプレイしていたFWリー・グリフィスだ。
元スコットランド代表のストライカーであるグリフィスは、2015-16シーズンに51戦40ゴールと驚異の数字を残している。

リーグ戦では34試合に出場して31ゴールを奪っており、得点を奪えなかったゲームが僅か10試合しかない。リーグ杯でも1ゴール、SFA杯では4ゴール、ヨーロッパリーグでも得点を記録している。

古橋はまだリーグ戦2試合、さらにはSFA杯の決勝・インヴァネス戦を残すが、さすがにグリフィスの40ゴールを上回るのは難しいだろう。

もっとも、グリフィスは次のシーズンに37戦18ゴールまで数字が落ちてしまい、この2015-16シーズンが1つのピークとなっている。32歳の現在はオーストラリアに拠点を移しており、ピークが短くなってしまったのは少々悔やまれるか。

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