首位の窮地を救ったのはアカデミー上がりの18歳 意地の同点弾で迎える最終節、リーグ戴冠へ

スポルティング戦で同点弾を決めたネベス photo/Getty Images

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ネベスのゴールで同点に

ベンフィカはプリメイラリーガ第37節でスポルティングCPと対戦。前半から2点をリードされる展開となったが、後半に2ゴールを決めて同点に追いつき2-2のドローで終えた。最後に殊勲の同点弾を決めたのは18歳の新星だった。

勝利すれば優勝が決まる4位・スポルティングCPとの大一番。しかし前半から2点を失い、試合は苦しい展開に。後半にフレデリク・アウルスネスが1点を返すと迎えた後半アディショナルタイム、ベンフィカはFKのチャンスを得ると、混戦からジョアン・ネベスが押し込んで同点に追いついた。

2位・ポルトがすでに勝利していたため、敗戦すれば勝点1差まで詰め寄られる状況だったベンフィカだが、なんとか勝点1を奪って最終戦へとつなげた。その1点をもぎ取ったのは、アカデミーから昇格して終盤戦に先発の座をつかんだネベス。日頃から積極的な攻撃性を見せていたボランチが、最後に大仕事を果たしたのだ。

エンソ・フェルナンデスがチェルシーへ移籍し、その穴を埋めたのがこの18歳。ベンフィカを救った男は、最終節でも輝いてチームをリーグ制覇に導くことができるか。

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