なぜダンクをもっと早くイングランド代表に呼ばない? 誰よりも“先輩”を支持していDFがいた「僕が監督なら……」

ブライトン在籍時にダンクとプレイしてきたホワイト photo/Getty Images

31歳で再びの代表招集

ブライトンでのパフォーマンスを見れば納得だろう。24日に発表されたEURO2024予選へ向けたイングランド代表メンバーの中には、ブライトンDFルイス・ダンクの名前が入っていた。

ダンクは2018年に1試合だけA代表でプレイしており、それ以来となる代表招集だ。ブライトンでのパフォーマンスは代表監督ガレス・サウスゲイトにしっかりと届いていたようだ。

これにはイングランドのファンも納得しているはずだが、それよりも前にダンクのことを代表に招集すべきと進言していた者がいる。現在アーセナルでプレイするDFベン・ホワイトだ。

ホワイトもダンクと同じくブライトンのアカデミーより出てきた選手で、2016年にトップチームへ昇格。約5年プレイし、2021年の夏にアーセナルへと移籍した。

ホワイトにとってダンクはブライトン時代の先輩であり、その実力を以前から高く評価していた。今回英『Sussex Live』はホワイトの過去の発言を改めて取り上げており、ダンクの代表召集に誰よりも納得しているのはホワイトなのかもしれない。

「若い頃から、トレーニングでよくダンクのことを見てきた。彼は毎日最高だったよ。僕はU-23のカテゴリーから上がってきたけど、彼の素晴らしさには言葉を失ったよ。今季(2020-21シーズン)の彼はチームにとって信じられないほど素晴らしい存在だったよ。彼がいなければ、今の順位にはいなかっと思う」

「なぜ彼があんな冷静なのか分からないよ。そのクールなところは彼がいかに優れた選手かを示すところだし、僕は彼がプレミアリーグで最高の選手の一人だと思っている。もし僕がイングランド代表監督なら、真っ先に彼を支持するね。もう一度召集されるに値するよ」

これはアーセナルへ移籍する前のコメントだが、2020-21シーズンはホワイトがリーグ戦36試合、ダンクも33試合に出場している。最終ラインを共に守った仲間であり、ホワイトにとっては良き手本だったのだろう。

EURO2024予選でスタメンに入っても不思議はないはずで、31歳を迎えたダンクに本格ブレイクの時だ。

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