チーム最長となる“3801分間”のフル稼働 ミランの若きリーダーとなったトナーリの完成

ミランの主軸となったトナーリ photo/Getty Images

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23歳にしてセントラルMFの完成系へ

このままアズーリの中盤をリードする存在になっていくのだろうか。

ミランで充実のシーズンを過ごしているのがMFサンドロ・トナーリ(23)だ。

2021年夏にブレシアからやってきたトナーリは、ミラン1年目こそ適応に苦戦したところもあった。しかし今季は全コンペティション合わせて3801分間もプレイしており、これは今季のミランではNo.1のプレイタイムだ。
今季はリーグ連覇こそ逃したが、チャンピオンズリーグではベスト4の戦いも経験した。キャプテンマークは同じイタリア人DFダビデ・カラブリアが巻く機会が多いが、伊『Gazzetta dello Sport』は23歳のトナーリもチームリーダーの1人になったと成長ぶりを称える。

ブレシア時代からの安定したテクニックに加え、体を張ったプレイも板についてきた。前線へ顔を出すプレイも効果的で、23歳でセントラルMFとしての完成系となりつつある。

2026年大会のW杯出場を目指すイタリア代表でも主力となるはずで、インテルのニコロ・バレッラなど中盤はイタリアのストロングポイントでもある。

トナーリを引き抜いたミランの判断は大正解で、トナーリは名門ミランを引っ張る若きリーダーへと成長している。

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