契約延長間近のリース・ネルソンが示す価値 ボーンマス戦大逆転ゴールのウィンガーをどう評価する

ボーンマス戦で劇的な決勝ゴール photo/Getty Images

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今季3ゴールのネルソン

プレミアリーグでの今季2位が確定し、CLを戦う来季に向けて戦力を整えるアーセナル。MFグラニト・ジャカ、さらにFWニコラ・ぺぺやDFパブロ・マリらローン組の放出が報じられる一方、今季活躍した面々との契約延長も整理している。先日もGKアーロン・ラムズデールと2028年まで、FWブカヨ・サカと2027年までの大型契約が交わされたばかりだ。また、FWリース・ネルソンとも契約を延長する見込みであるという。英『Daily Mail』などが報じている。

23歳のネルソンにはミラン、ブライトンなどからの興味が報じられていたが、新たに4年契約を結ぶことになるようだ。今季は10試合出場で3ゴール2アシスト。第26節ボーンマス戦で後半ATに劇的な逆転ゴールを挙げたことが今季のハイライトだが、先発は1試合もなく、来季もおそらくブカヨ・サカあるいはガブリエウ・マルティネッリのバックアッパーというところが当面の立ち位置となる。

今季は前半に負傷していた時期もあり、やや出遅れた印象だったネルソン。そのなかで3ゴールという結果をどう評価するかだが、キレのあるドリブルは後半にアクセントとなることが多く、『Daily Mail』も「ミケル・アルテタがチャンピオンズリーグに向けた準備を整えるなかで有用なメンバーとなる」と評している。
サカのバックアッパーとなるウィンガーの獲得も噂されるが、ネルソンが安定的に稼働できればアーセナルの戦力は厚くなる。ホームグロウンでもあり手元に置いておくメリットは多い選手だが、来季はどのような立ち位置を築くだろうか。

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