すでに昨シーズン超え“8ゴール4アシスト”の鈴木優磨 常勝鹿島復活へキャプテンが引っ張る

チームを引っ張るキャプテンの鈴木優磨 photo/Getty Images

リーグは7試合負けなし

J1リーグも15試合が終了し、前半戦の終盤を迎えようとしている。そんな状況の中、強さを発揮しているのが鹿島アントラーズだ。

鹿島は、シーズン開始当初はなかなか勝ち点を積み重ねていくことができず、第8節には神戸相手に1-5で敗戦し、サポーターとの衝突もあった。しかし神戸戦後は5勝2分で、現在はJ1リーグで7戦負けなしと絶好調だ。

そんな鹿島を引っ張るのがキャプテンのFW鈴木優磨だ。気持ちの入り過ぎたプレイで誤解を招くこともある選手だが、今シーズンここまでの働きはJ1屈指だ。ツートップの一角を任される鈴木はポストプレイはもちろん、空中戦の強さ、前線でのタメを作るプレイ、決定力、どれをとっても日本トップクラスの実力を誇る。

鈴木は15節を終えた時点で8ゴール4アシストを記録しており、昨シーズンの7ゴールを前半戦ですでに更新している。鹿島がここまでリーグ戦で22ゴールをマークしており、鈴木が全体の得点の約半分に関与している。まさにチームを引っ張る働きを見せている。15節の鳥栖戦でも後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を決め、チームに貴重な勝ち点1をもたらした。

昨シーズンは4位ながらも、ここ一番での勝負強さが疑問視されていた鹿島だが、最近は常勝鹿島の強さを取り戻しつつある。2016年ぶりのリーグ優勝を狙う鹿島の復活には鈴木の存在が大きな鍵となる。

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