プレミアリーグ挑戦の可能性UP? ニューカッスルもキム・ミンジェ獲得レースに参戦か

ナポリで評価を高めたキム・ミンジェ photo/Getty Images

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今夏の去就に注目が集まる

ルチアーノ・スパレッティ監督のもと、33年ぶりのセリエA制覇を成し遂げた今季のナポリ。各ポジションに有力な選手が揃っているが、昨夏に加わった韓国代表DFキム・ミンジェが最終ラインを支えたことも大きかった。

チェルシーへ移籍したDFカリドゥ・クリバリの後釜として、フェネルバフチェからナポリへと加わったキム・ミンジェ。主にDFアミル・ラフマニとセンターバックでコンビを組み、ここまで公式戦45試合に出場している。190cmのサイズを活かした守備能力に加え、ビルドアップ能力も高く評価されている。

彼の活躍ぶりにはビッグクラブも目をつけている状況で、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドからの関心が盛んに噂されている。
しかし、スペイン『Fichajes.net』によると、ニューカッスル・ユナイテッドもキム・ミンジェの争奪戦に加わることを決めたようだ。2021年夏にオーナーが代わったニューカッスルは、堅実な戦力強化が実を結び、今季のプレミアリーグを4位でフィニッシュ。来季のチャンピオンズリーグ出場を決めている。

英『FourFourTwo』もニューカッスルがキム・ミンジェ獲得に動き出すことに注目している。同メディアによると、1800万ユーロ(約27億円)だったキム・ミンジェの価値がこの1年で大きく上がったことは間違いないが、ナポリとの現行契約に契約解除条項が存在するため、4000万ユーロ(約60億円)で獲得できる可能性もあるという。キム・ミンジェほどの評価を得ている選手としては比較的安価なため、この安さが事態を加速させることになるかもしれないと同メディアは見解を示している。

ニューカッスルのみならず、3位でリーグ戦を終えたマンUも来季のCL出場を決めているため、どちらかのクラブへ移籍すれば来季はプレミアリーグとCLを並行して戦うことになる。ナポリでセリエA連覇を目指すキム・ミンジェの姿も楽しみなところだが、より激しいと言われるプレミアリーグに挑戦する姿も見てみたいところだ。

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