2シーズン無冠も去る意思はなし アッレグリは来季もユーヴェの指揮を望む

自ら辞めることはなさそうなアッレグリ監督 photo/Getty Images

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難しいシーズンとなった

財務違反による勝ち点「15」の剥奪という処分は取り消されたものの、先日勝ち点「10」の剥奪が改めて決まり、リーグ戦順位を7位まで落としたユヴェントス。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性が非常に低くなっている。

こういった状況もあり、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の去就も危ぶまれている。2014年から2019年までの第一次政権時にはセリエA5連覇を達成し、チャンピオンズリーグ決勝にも2度進出するなど好成績を残したアッレグリ監督だが、2021年夏からの第二次政権では未だ無冠。今季はピッチ外の問題も大きく影響したが、ヨーロッパリーグ決勝進出をあと一歩のところで逃したことも印象が悪い。

しかし、英『Football Italia』によると、アッレグリ監督は来季もユヴェントスを率いることを望んでいるようだ。チームがトップ4フィニッシュを果たすかどうかにかかわらず、今夏中に辞任することはないという意思を明らかにしているという。アッレグリ監督がクラブを去るケースは上層部が解任を決めた時に限るようだ。
また、ユヴェントスはナポリの敏腕スポーツディレクターであるクリスティアーノ・ジュントーリ氏の引き抜きも画策している。アッレグリ監督はジュントーリ氏と共に働くことにも前向きのようだが、この2人がタッグを組む姿は見られるのか。今夏はユヴェントスの人事にも注目が集まりそうだ。

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