後半出場で浦和レッズのギアを上げた“ナンバー10” 2ゴールに絡んだ男は復調傾向にある

モーベルグの復調に期待だ photo/Getty Images

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1アシストを記録した

J1第15節で京都サンガF.C.と対戦した浦和レッズは、後半に2ゴールを決めて敵地で勝点3を獲得した。2得点に絡んで勝利に貢献したダヴィド・モーベルグが復調してきた。ナンバー10の復活は、浦和に大きな力をもたらす。

前半で攻撃の形を作れなかった浦和は、後半から右サイドハーフにモーベルグを投入した。酒井宏樹とのコンビから右サイドでチャンスを作ると、モーベルグがFKから得点を創出する。

右からのFKをモーベルグが直接狙うと壁を直撃するものの、こぼれ球を再び拾う。すると右サイドへと仕掛けながら利き足とは逆の右でクロスを上げる。ファーサイドでフリーとなっていた興梠慎三がヘディングでゴールを決めて浦和が先制した。

さらに後半アディショナルタイムにも右サイドからFKのチャンスで、キッカーのモーベルグは中央の伊藤敦樹へパスを出す。伊藤のシュートから最後はホセ・カンテにゴールが生まれて、モーベルグを起点に2ゴールが生まれた。

今季は序盤戦からコンディション不良に悩まされ、メンバー外が続いた浦和の10番だが、ここにきて調子を取り戻している。さらなるゴール創出に期待したい。

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