“26歳”と中堅世代迎えたJ・ゴメスをどう評価する セインツ戦の4失点で再び揺れる立ち位置

リヴァプールでプレイするゴメス photo/Getty Images

イングランド期待の若手DFと言われてきたが……

一時はフィルジル・ファン・ダイクの相棒として最適ではないかとの声もあったのだが、リヴァプールDFジョー・ゴメスをどう評価すべきだろうか。

イングランド代表でのプレイ経験もあるゴメスは高い身体能力を誇るセンターバックで、サイドバックへの対応も可能だ。2018-19シーズンは開幕からファン・ダイクとのコンビで見事なロケットスタートを切るなど、期待の若きDFだった。

しかし、気付けばゴメスも26歳と中堅世代だ。その2018-19シーズンも中盤戦で足首に大きな怪我を負ってしまい、長期離脱することに。ポテンシャルは高いが、ブレイクが続かなかった印象もある。

今季苦しんだリヴァプールは28日にプレミアリーグ最終節でサウサンプトンと対戦し、このゲームにゴメスはセンターバックで先発している。

ゴメスがリーグ戦でプレイするのは4月4日のチェルシー戦以来だったが、結果は4-4と激しい撃ち合いの末ドローに。4点を奪った攻撃は見事だが、守備の方は今季の不安定さを象徴するような内容になってしまった。

ゴメスのプレイも安定感を欠き、英『Football Fancast』は来季の立場がどうなるかは分からないと厳しい評価を下している。

リヴァプールにはフランス期待のDFイブラヒマ・コナテもおり、ゴメスはポジションを掴み切れていない。年齢的にはそろそろビッグクラブで定位置を確保しておきたいところだが、まだまだ課題があるか。

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