現サッカー界No.1のフィジカルモンスター? セリエA1年目でアズーリに呼ばれたパワー自慢DFのキャリア

26歳でブレイクしたバスキロット photo/Getty Images

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レッチェでの1年で一躍有名DFに

イタリア代表は29日にEURO2024予選へ向けた代表メンバーを発表したのだが、そこには今季セリエAで話題を呼んだ筋骨隆々なセンターバックの名前が入っていた。

ムキムキの肉体美でも注目されたレッチェDFフェデリコ・バスキロット(26)だ。

現サッカー界でも1、2を争うパワーの持ち主ではないかとまで騒がれているセンターバックだが、昨季までバスキロットはあまり有名な選手ではなかった。
というのも、26歳にして今季がキャリア初のセリエAだったのだ。

バスキロットはセリエDよりコツコツとキャリアを進めてきた苦労人で、2019年からの2年はセリエCのU.S.ヴィテルベーゼ、昨季はセリエBのアスコリでプレイ。

そこでの活躍から、昨夏にレッチェへと移籍することに。レッチェでは開幕からフル出場するなど早々に信頼を獲得しており、今季は36試合に出場した。

その活躍が認められてイタリア代表から招集がかかったのだが、バスキロット本人は代表監督ロベルト・マンチーニからの電話に驚いたと明かしている。

「代理人とランチしていたとき、電話がかかってきたんだ。その番号は登録していないものだったから、セールスの電話かなと思って取らなかった。本当に大事な連絡なら、また電話してくるだろうとね。すると2分後にまた電話があって、出たら『ミステルだ』と言われた。『誰?』と聞くと、『マンチーニだ』と。『ああ、すみません』となったよ。招集可能かと聞かれたから、歩いても行きますと答えたね」(伊『Corriere della sera』より)。

26歳でのセリエA初挑戦から、一気にアズーリへ。今季はバスキロットにとって特別なシーズンとなっており、その圧倒的パワーを活かしたプレイには要注目だ。

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