STVV時代からとんでもない成長ぶり 元同僚なら鎌田をミランでどう起用する?「大地はもう準備ができている」

ミラン入りが近いとされる鎌田 photo/Getty Images

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ベルギーでの武者修行から一気に化けた

現在イタリアの名門・ミラン入りの可能性が盛んに噂されている日本代表MF鎌田大地。

そのキャリアを語るうえで欠かせないのがシント・トロイデン(STVV)での1年だ。

鎌田は2017年にサガン鳥栖から現所属のフランクフルトへ移籍したが、いきなりポジションを確保したわけではない。2018-19シーズンはベルギーのシント・トロイデンにレンタル移籍することになり、いわば武者修行の期間があったのだ。
そこで鎌田はプレイオフを含めリーグ戦15ゴール7アシストと大活躍し、1年でフランクフルトへ戻ることになった。このシント・トロイデンでの成長がなければ、今の鎌田はなかったはずだ。

今やブンデスリーガを代表するチャンスメイカーの1人として複数クラブの注目を集める存在となったわけだが、当時シント・トロイデンで鎌田と一緒に戦ったDFも鎌田がミランで成功できると太鼓判を押す。

その選手とは、ユヴェントスにも在籍していた経験を持つDFポル・ガルシアだ。現在はセリエCのACトレントに所属している選手で、2018年から3年をシント・トロイデンで過ごしている。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ガルシアは鎌田をトップ下で起用すべきと主張。すぐにでもミランのスタメンに入れるはずと鎌田の能力を評価する。

「ジルーの背後、攻撃的MFでの起用が望ましいね。鎌田はトナーリやベナセルらと並んでボランチでもプレイできるが、ピオリ監督が彼の才能を最大限に引き出したいならばゴールの近くに配置すべきだ」

「デ・ケテラエルに比べると、大地はもう準備ができている。彼はELを制し、ドイツで40のゴールを積み重ねてきた選手なのだからね」

シント・トロイデン時代より5年を経て、鎌田はビッグクラブでプレイするチャンスを手にしようとしている。鎌田にとってもキャリア最大のチャレンジとなるはずで、来季の活躍から目が離せない。

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