“0ゴール0アシスト”でクラブを去る…… 昇格組N・フォレストの救世主になれなかったMFの未来

N・フォレストでプレイしてきたリンガード photo/Getty Images

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超大量補強の中でも目玉選手の1人だった

昇格組ノッティンガム・フォレストの救世主となるはずだったが、まさかのリーグ戦ノーゴールでシーズンは終わってしまった。

今季限りでノッティンガム・フォレストを退団することになったのは、昨夏加入したMFジェシー・リンガード(30)だ。

マンチェスター・ユナイテッドやウェストハムでプレイしてきたリンガードはプレミアリーグでの経験も豊富で、今季2部から昇格してきたノッティンガム・フォレストにとっては貴重な戦力になると思われた。
しかし、前述の通り結果はノーゴール。リーグ戦ではアシストもゼロとなっており、攻撃面でほとんど貢献できないままチームを離れることになる。

チームは終盤まで残留争いに巻き込まれていたが、そこでもリンガードは蚊帳の外だった。1月にハムストリングを傷めて離脱していた時期があったとはいえ、年明けからは出番が激減。特に4月に入ってからは2分しか出番がなく、終盤戦もずっとベンチに座ったままだった。

ノッティンガム・フォレストはプレミア昇格を決めた昨夏より、30人の新戦力を加える大胆な補強策を展開してきた。

だが、期待に応えた選手は多くない。チーム最多得点者はウニオン・ベルリンから加えたFWタイウォ・アウォニイで、プレミアでは10ゴール1アシストの成績を残した。

ただ、それと同じ得点関与数を記録したのがアカデミー出身のFWブレナン・ジョンソンというのは少々複雑だ(8ゴール3アシスト)。

リンガードも上手くヒットしないままシーズンを終えることになったが、30歳を迎えたMFはどこへ向かうか。

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