ニューカッスルは今夏も補強のセンスが良い? 目をつける“6人の実力者”

今季のニューカッスルは見事な戦いぶりだった photo/Getty Images

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まずは2シーズン続けてのトップ4入りが目標に

今季一気に4位まで順位を伸ばし、来季のチャンピオンズリーグ出場権確保に成功したニューカッスル。

彼らの躍進のカギとなったのは的確な補強で、近年はMFブルーノ・ギマランイスやDFスフェン・ボットマン、キーラン・トリッピアー、FWアレクサンデル・イサクなど目の付け所が良い。単なる札束攻勢になっていない点も高評価のポイントで、今夏もニューカッスルの動きには注目が集まっているのだ。

一部ではパリ・サンジェルマンFWネイマール、アル・ナスルFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得案などビッグネームに関する噂も出ていたが、英『Newcastle World』はこうしたスーパースターの獲得優先順位は決して高くないと指摘。今夏も現実的かつ効果的な補強に動くと見ている。
リストに挙がるのは、降格したレスター・シティよりMFユーリ・ティーレマンスとジェイムズ・マディソン、同じく降格したサウサンプトンよりMFジェイムズ・ウォード・プラウズ、マンチェスター・ユナイテッドで出番が限られるMFスコット・マクトミネイ、チェルシーMFコナー・ギャラガー、アーセナルDFキーラン・ティアニーの6人だ。

いずれもプレミアリーグで活躍してきた実力者であり、計算しやすい。特に降格してしまったレスター、サウサンプトンの選手は各クラブから狙われると予想され、その中でもティーレマンス、マディソン、ウォード・プラウズは人気が高い。彼らを引き抜けたとなれば、大きな戦力アップとなるに違いない。

一部では来季のプレミア制覇を期待する声もあるが、その目標は少々急ぎすぎとも言える。群雄割拠なプレミアリーグにおいて、まず優先すべきは2シーズン連続でのトップ4入りだろう。そこへ向けた現実的な補強が求められており、補強上手な面を見せてきたニューカッスルがどう動くのか楽しみだ。

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