やっぱりC・ロナウドにはマンUに残ってほしかった? FA杯決勝でも見たかったCR7「何らかの妥協を……」

2度目のユナイテッド生活はほろ苦いものとなったロナウド photo/Getty Images

38歳の今も得点力は高い

今季エリック・テン・ハーグの下で充実の時間を過ごしたマンチェスター・ユナイテッドだが、課題となってきたのがセンターフォワードだ。

アントニー・マルシャルは怪我が続いており、今冬に加えたオランダの巨人FWボウト・ベグホルストもワールドクラスの点取り屋とは言い難い。得点部分はマーカス・ラッシュフォードに頼ってきた印象だ。

惜しまれるのは、今冬に退団したクリスティアーノ・ロナウドか。ユナイテッド復帰後のロナウドは決して良い状態にあるとは言えなかったが、それでもここぞの決定力は高い選手だ。今のユナイテッドでもロナウドに任せられる仕事があったはず。

英『Football365』によると、クラブOBルイ・サハ氏もロナウドに残留してほしかったと悔やむ。もっとも、38歳を迎えたロナウドが常時スタメンというのは難しいだろう。サハ氏は、ロナウドに何かを妥協してほしかったと語っている。

「クリスティアーノが何を求められているのか理解し、何らかの形で妥協すればユナイテッドに残留できただろうね。彼は素晴らしい選手で、今季も少なくとも10〜15ゴールは容易に決められたはずだ。個人的には悔しいよ」 

ユナイテッドはFA杯・決勝まで進んだが、決勝ではマンチェスター・シティに1-2で敗れた。得点が欲しい場面でベグホルスト、アレハンドロ・ガルナチョといった攻撃的なカードを切ったテン・ハーグだが、やはり得点力の部分は物足りない。

エゴイスティックなところがロナウドの良さではあるが、ベテランを迎えた段階でスーパーサブの役割を受け入れていればユナイテッドで新たな道が開けたかもしれない。

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