88本のシュートで27ゴール 古橋が魅せる驚愕の決定率《30.6%》はプレミアでも通用するのか

セルティックでゴールを量産する古橋 photo/Getty Images

セルティックでは少ないチャンスをモノにしている

現在はトッテナム移籍案も噂されているが、セルティックで大活躍のFW古橋亨梧は欧州5大リーグのトップクラブでもエースになれるだろうか。

今季の古橋はリーグ戦で27ゴールを奪い、スコットランド国内リーグで得点王のタイトルを手にしている。見事なのは、古橋の決定率だ。

今季の古橋はリーグ戦で88本のシュートを放っており、それで27ゴールを奪った。決定率は30.6%で、スコットランド国内リーグではNo.1だ。

例えば得点ランク3位となる24ゴールを奪ったハーツFWローレンス シャンクランドはリーグ最多120本のシュートを打っており、古橋より30本近く多いシュート数だ。

もちろんセルティックのチームメイトが作り出すチャンスメイクの質が高いのも事実だ。セルティックは国内を支配する絶対王者であり、その陣容は他クラブを圧倒する。アンジェ・ポステコグルー率いる今季もポゼッションで相手を圧倒するフットボールを展開しており、そのスタイルだからこそ古橋が最大の輝きを放てたのだろう。

同じことがイングランド・プレミアリーグでも可能かは分からないが、古橋はセルティックで確かな決定率を示した。5大リーグでも見てみたいストライカーなのは間違いないが、今夏のステップアップは実現するか。

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