4年前はKFCで働いていた 194cmのサイズで35km/hのスピード誇る怪物FWはセリエAで覚醒した

ウディネーゼでプレイするベト photo/Getty Images

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ポルトガル代表でも見てみたい大型ストライカー

タレント揃いのポルトガル代表に割って入るのは難しいかもしれない。しかし、セリエAでのパフォーマンスは一見の価値ありだ。

昨季に続き、今季もウディネーゼの一員としてセリエA二桁得点を達成したのがFWベト(25)だ。

アマチュアでプレイしていた4年前にはケンタッキーでも働いていたというエピソードを持つベトだが、その成長スピードは目を見張るものがある。ポルトガル国内のポルティモネンセで2020-21シーズンにリーグ戦11ゴールを記録すると、その動きにウディネーゼが目をつけた。
2021年よりウディネーゼに加入したベトは、2021-22シーズンからいきなりセリエAで11ゴールを記録。今季も10ゴールを挙げており、中堅クラブのウディネーゼでプレイするFWとしては十分な数字と言えよう。

最大の特長は194cmのサイズ、そしてトップスピード35km/hを記録したという身体能力だ。現代サッカー界で人気を高める『走れる大型ストライカー』であり、スペイン『MARCA』もウディネーゼでの2年は見事だと絶賛する。

クラブのオーナーを務めるジャンパオロ・ポッツォも「彼は素晴らしいポテンシャルを持っていて、まだ若い。もしビッグクラブからオファーがきたら、彼と一緒にいることは出来ないだろう」とコメントしているが、ビッグクラブで試しても面白い選手だ。

ポルトガル世代別代表の経験もないが、代表でプレイするだけのポテンシャルもあるはず。ポルトガル代表は大ベテランのクリスティアーノ・ロナウド、ベンフィカで売り出し中のゴンサロ・ラモス、リヴァプールのディオゴ・ジョタなどトップクラブで戦う猛者が揃うが、194cmのサイズを誇るベトは興味深い存在だ。

セリエA最初の2シーズンでのインパクトは十分と言えるが、25歳を迎えた大型FWベトはここからどう進化するのか。

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