20歳ながらプレミアで“37試合18ゴール”の男は今 トルコでも輝けず「チームのために戦えていない」と批判の的に……

今季はトルコでプレイも photo/Getty Images

今年で27歳となった

トッテナムで若くしてポテンシャルを発揮していた男は、今季も苦しいシーズンを過ごしていた。エヴァートンからベシクタシュへと期限付き移籍したデル・アリだ。

2015-16シーズンにMKドンズからトッテナムへ加入すると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が彼の才能を見抜き、主力として起用。19歳ながらプレミアリーグ33試合10ゴールを記録すると、翌年には37試合18ゴールとキャリアハイを更新。2年連続でプレミアリーグのベストイレブンに選出された。

しかし徐々に出場機会を減らしていくと、2020-21シーズンにはリーグ戦わずか15試合の出場に。翌年アントニオ・コンテ監督が就任後はさらに出場機会が減少し、エヴァートンへと移籍した。しかしエヴァートンでも結果を出せず、今季はベシクタシュへレンタルとなっている。

トルコでも結果を残せない男は、今季のスュペル・リグで13試合2ゴールにとどまった。英『The Guardian』でベシクタシュのジェイフン・カザンチSDはアリの今季について振り返っている。

「残念ながら、彼はファンの期待に応えることができなかった。得点や貢献ができなければできないほどプレッシャーは高まり、ファンからはブーイングが起こり始め、彼の反応は私たちが期待していたほどではなかった」

さらにアリの姿勢にも言及し、「私たちは、彼が現状についてもっと反応して、より熱心に働き、チームのために戦うだろうと思っていましたが、彼はそれができなかった」とコメント。27歳となったアリだが、ここからの巻き返しは期待できるだろうか。

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