CLに挑むプレミアTOP4の新ユニフォームに注目 デザインに込められた “思い”とは

来シーズンCLに参加する4クラブ photo/Getty Images

TOP4の新ユニフォーム

CLも終了し、ヨーロッパの多くのリーグが終了した。最終節で来シーズンのユニフォームを披露するチームも多いが、今回はプレミアリーグ2022-23シーズンのTOP4の新ユニフォームに注目したい。

まずは3冠を達成したマンチェスター・シティだ。プレミア王者の新ユニフォームはホームのエティハドスタジアム20周年を記念したデザインとなった。クラシカルな雰囲気も残しつつ、クラブ史上初のCLを獲得した次のシーズンという新たな旅を始めるシティの伝統と未来を表す新ユニフォームとなった。

続いては最後までシティと優勝争いを繰り広げたアーセナル。来季こそタイトルを狙うアーセナルの新ユニフォームは、03-04シーズンの偉業であるインビンシブルズからインスパイアを得たデザインに。無敗優勝の時の精神や団結力を受け継ぎ、20年ぶりのタイトル奪還に向けたメッセージも含まれたデザインとなった。

3位のマンチェスター・ユナイテッドはカラバオカップを優勝し、エリック・テン・ハーグ監督初年度は素晴らしいシーズンだった。そんなマンUの新ユニフォームはまだ公式では発表されていない。『Footy Headlines』によると、リークされた新ユニフォームには襟はなく、赤をベースにVネックの部分が黒くなったシンプルなデザイン。またランカシャーローズとトラッフォード・ロード橋からインスピレーションを得た幾何学模様がデザインされており、薔薇はイングランド北西部の歴史的なランカシャー州を表す紋章だという。トラッフォード・ロード橋はマンチェスターのランドマークとしても知られる橋だ。マンチェスターは以前ランカシャー州に含まれていた歴史も関係しているのかもしれない。

4位でフィニッシュしたのはニューカッスルだ。今シーズン最もサプライズだったニューカッスルは来シーズン20年ぶりのCLに挑む。そんなニューカッスルの新ユニフォームは1980年代のレトロな雰囲気とクラブを象徴する黒と白のストライプのデザインに。エディ・ハウ監督の元、新たな挑戦となる来シーズンのユニフォームはクラブの伝統を讃えるデザインとなった。

222-23シーズンも多くのドラマが生まれたプレミアリーグ。新たな勝負服を身に纏い、来シーズンはどんな一年となるだろうか。

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