デ・ブライネの穴埋めた衝撃の“54分間” インテルを翻弄したフォーデンの才能はやっぱり圧倒的だった

マンCの将来を背負うフォーデン photo/Getty Images

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セントラルMFとして圧巻の才能を披露

10日にインテルとのチャンピオンズリーグ決勝に臨んだマンチェスター・シティは、前半36分にトラブルに見舞われた。大黒柱のMFケビン・デ・ブライネの負傷交代だ。

代役を任されたのは、イングランドの若き才能フィル・フォーデンだ。

今季はフォーデンにとって納得できないシーズンだったかもしれない。中盤ではデ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバら先輩の存在が大きく、CLでは決勝トーナメントに入ってから一度も先発の機会がなかった。準々決勝のバイエルン戦2ndレグ、準決勝1stレグのレアル・マドリード戦に至っては出番なしだ。
ただ、決勝のインテル戦で魅せた54分間には才能が詰まっていた。惜しくもゴールとはならなかったが、華麗なターンから敵陣を突破してシュートへ繋げるシーンもあり、その実力はさすがの一言。

英『The Guardian』もフォーデンの54分を絶賛しており、フォーデンの中央起用は今後の選択肢となっていくだろう。ワイドな位置で起用されることも多いが、今後ギュンドアンやベルナルド・シウバらの去就次第ではフォーデンがセントラルMFの一番手となっていく可能性も考えられる。

今季は前述したように先発の機会こそ多くなかったが、プレミアリーグでは二桁11ゴールを奪うなど得点力は上がっている。23歳のフォーデンはシティの未来であり、いつしか絶対的な主役としてピッチに君臨する時がくるはずだ。

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