2024年以降の契約を断ったムバッペ 退団を望む理由の一つが “メッシへの仕打ち”か

去就が気になるムバッペ photo/Getty Images

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話が急に動き出したムバッペ

フランス代表FWキリアン・ムバッペは移籍の噂が絶えず出ているが、PSG残留をコメントしたこともあり、今夏の移籍はないように思われた。

しかし、仏『RMC Sport』をはじめとする複数メディアでムバッペが2024年以降の契約延長はせずに2024年6月にフリーになることをクラブに伝えた、と報じている。ムバッペはもう1シーズンPSGでプレイすることを明言しているが、クラブはこのまま来年の夏でフリー移籍させるのではなく、今夏に売りに出すかもしれないとも報じられている。

ムバッペのこのような決断に至った1つの理由としてメッシの退団が関係しているのではないか、と考えているのが英『Daily Mail』だ。同メディアが注目しているのが、ムバッペがイタリア『La Gazzetta dello Sport』でのインタビューだ。
インタビューでは、「レアルに行くためや退団したいわけではなく、契約オプションを行使しないだけだ」とコメントしており、PSGで満足しているとのコメントもしている。しかしムバッペはメッシを退団させたクラブの運営方針には納得がいっていないようだ。

「彼はサッカーの歴史上で最も偉大な選手の1人だ。メッシのような選手が退団することは決していいニュースではない。彼がいなくなって、なぜ多くの人が安堵したのか私は全く理解できない。彼はフランスで彼にふさわしいリスペクトを得ることができなかった」

今シーズンリーグ戦で16ゴール16アシストを記録しながら、サポーターからのブーイングにもさらされたメッシの退団にムバッペは納得がいかなかったようだ。ムバッペにはレアルだけではなく、マンチェスター・ユナイテッドなど多くのクラブがすでに動向に注目している。

クラブとムバッペの話し合いも今後、行われることは間違いないが、ここからムバッペの移籍に関して一気に加速するかもしれない。

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