“お祭り男”のグリーリッシュ 3冠が嬉しすぎてどんちゃん騒ぎした結果……

“お祭り男”のグリーリッシュがパレードを盛り上げる photo/Getty Images

ウォーカーに介抱されながらホテルを後に

インテルとの激闘の末に、ついに悲願の欧州制覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。主要タイトルの3冠も相まって、多くの選手・サポーターたちが歓喜に酔いしれたことだろう。そして、選手たちの中で特に喜びを爆発させていたのがチームの10番を背負うジャック・グリーリッシュだ。この“お祭り男”のCL後の行動が注目を集めている。

インテル戦でフル出場を果たし、勝利に貢献したグリーリッシュ。試合後のフラッシュインタビューで、信頼し続けてくれたペップへの感謝の言葉を涙ながらに語っていたのが印象的だった。ただ、涙はここまで。ロッカールームへ下がって以降は、みんなと喜びを分かち合い、非常に陽気な姿を見せていたという。

ロッカールームで歓喜の歌をうたう輪の中心で、ひとり高い台の上に乗ってDJのように周囲を盛り上げたかと思えば、MIXゾーンでは用具係のブランドン氏と一緒に音楽をかけながら、インタビューを受ける選手たちの後ろを大行進。試合終了から何時間も経った翌朝に、試合が終わったままのユニフォーム姿でファンの前に現れ、ハーランドとともに大熱唱したことも話題となった。移籍が噂されるベルナルド・シルバに残留を懇願する姿などもカメラに捉えられていた。

また、英『THE Sun』などによると、グリーリッシュは試合が終わった土曜日から祝勝会でどんちゃん騒ぎをし続けた結果、月曜日の朝にカイル・ウォーカーに介抱されながらホテルを後に。そして、空港に着いた際もこの状況を目の当たりにした空港スタッフに車椅子を用意されてしまう出来事もあったようだ。

なかなか結果を残せず、苦しい時期も多くあっただけに、この3冠がよほど嬉しかったのだろう。普段なら大きな失態となってしまうかもしれないが、選手も人間だ。緊張や苦しみから解き放たれたこういった時ぐらいは、周りを気にせず思い切り羽を伸ばしてもいいのではないか。



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