“浦和”を背負って日本代表へ プロ3年目・主力として戦い続けた伊藤敦樹がついにA代表初招集

広島戦で逆転弾の伊藤 photo/Getty Images

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昨季より背番号3番を背負う

15日にエルサルバドル戦、20日にはペルー戦を控える日本代表は14日、体調不良で離脱となったMF川村拓夢に代わって浦和レッズのMF伊藤敦樹を追加召集したことを発表した。

伊藤は浦和レッズユース、流通経済大学を経て2021年に浦和へ入団した。リカルド・ロドリゲス監督の信頼をつかむと、開幕戦のFC東京戦からボランチで先発で起用されてフル出場。ルーキーイヤーながら公式戦53試合3ゴールを記録してチームを支えた。

翌年は宇賀神友弥の背番号「3」を引き継いで主力として41試合6得点と、浦和にとって欠かせない存在へと成長。マチェイ・スコルジャ監督体制になっても、その座は揺るがずにリーグ戦全16試合に出場して2ゴールを決めている。

強度の高さを武器に中盤で攻守両面に輝きを放つ伊藤。特にここ2年ではアグレッシブな攻撃参加が目立っており、その強さは相手ゴール前でも発揮する。第11節サンフレッチェ広島戦でも後半アディショナルタイムに果敢にゴール前へ顔を出して逆転弾を決めてみせた。

念願のA代表初招集となった伊藤だが、「日本代表に選出されて、正直とても驚いております」と浦和公式でコメント。それでも「浦和レッズというクラブで、ファン・サポーターのみなさんの応援があって、結果を出すことができ選出されたと思います。『浦和』を背負う責任を持って、日本代表に行ってきます」と“浦和”への強い気持ちを持って日本代表に臨む。

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