衰えしらずのメッシ、35歳でキャリア最速弾 MLSへの移籍を嘆くファンも

オーストラリア戦で違いを見せつけたメッシ photo/Getty Images

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「この男がもうヨーロッパで見られないなんて」

アルゼンチン代表は15日、国際親善試合でオーストラリア代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。そして、この試合で違いを見せつけたのが、先日、インテル・マイアミ(MLS)への移籍が発表されたFWリオネル・メッシだ。

このオーストラリア戦で、スタメンに名を連ねた現在35歳のメッシ。キックオフ直後のショートカウンターの流れから、ペナルティアーク手前でボールを受けると、飛び込んできた相手DFを落ち着いてかわしてすぐさま左足を振り抜く。枠の外側から巻いたシュートは、ポストをかすめてゴール左隅に突き刺さり、アルゼンチンに先制点をもたらしたのだ。自身にとって代表通算103点目となるゴールは、キックオフからわずか「1分19秒」の電光石火のゴール。データサイト『opta』によると、メッシにとってキャリア最速となるゴールだという。

さらに、メッシはこの試合でシュート5本(そのうち枠内が2本)、ドリブル成功5回(6回中)、デュエル勝利9回(12回中)など、数々の好スタッツを記録している。また、2022年6月以降、アルゼンチン代表として14試合に出場しているのだが、ゴールに直接関与できなかた試合は、カタールW杯のポーランド戦の1試合のみ。この約1年間で22ゴール5アシストを記録しており、その衰えしらずっぷりを発揮しているという(『opta』より)。
このメッシの活躍を取り上げた英『THE Sun』はファンの反応も紹介しており、そこには「彼は本当に優秀すぎる」や「この男がもうヨーロッパで見られないなんて、私はまだ準備ができていない」、「彼がMLSに移籍するという事実に耐えられない。世界中のどのチームでも先発になれる」、「この男が1ヶ月以内にMLSでプレイするつもりなんて……なぜなんだ」という声があった。

PSGで今季公式戦21ゴール20アシストを記録していることからもわかるとおり、確かにメッシはまだまだ欧州でやれるはずで、彼の第一線でのプレイを見たいファンも多いだろう。ただ、メッシであれば戦う場所がどこであろうと、多くの楽しみや喜び、ファンタジーをファンへ届けてくれるはず。今後の活躍にも注目だ。

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